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      普通の主婦の、怖くない不思議体験と地震予測日記(関東発信)

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    心が重いから・・・3

    てっきり、すぐにおばあさん宅へ向こうものと思っていた私の目の前に、信じられない光景が飛び込んできました。

    全くの日常を取り戻した町並みから、海が見えたと思ったと同時に一瞬わけのわからない異様さが迫ります。

     ・・・家が無い。

    そう、そこはまさにさっきまで写真で見ていた津波被害エリア。
    海岸から数キロの場所まで、地上の景色がすっからかんに抜けおちていました。

    少し走って、大きな交差点で知り合いは車を停めました。

    「歩いてみる?」

    促されて車から降りました。

    衝撃でした。
    何度もテレビや写真では見てきたものの、2次元と3次元とではあまりにも実感が違います。
    360°見回しても、心の逃げ場はありません。

    がれきはすっかり片づけられていましたが、土台だけを残した家並がずっと海岸まで続いています。
    門構えだけが残されていた家、
    かろうじて流されなかったものの中身はからっぽになった家、
    幼稚園舎に描かれたところどころ色を失った動物の絵、
    どれも“それまで確かにここに生活があった”ことがリアルに伝わってきます。

     こんなにも海に近い場所で生活してたのか・・

    津波被害を知った今となっては怖さを感じる場所ですが、きっとそれまでは海の恵みをふんだんに味わえる自慢の故郷であったに違いありません。
    どんなに悲しく、辛く、長かったことでしょう。

    蛇口からお水が出ることも。
    スイッチ一つで電気が点くことも。

    「ただいま」「おかえり」が言えることも。

    どれ一つ当たり前なんかではなく、いつかは必ず崩れるものなんだ。

    分かっていたつもりでしたが、やっぱり「つもり」であったことに愕然と打ちのめされます。

    不思議なのは、地面の高さはそう変わらないはずなのに、道路一本隔てた向こう側は全く被害が無かったりすること。
    被害の差は天国と地獄。
    波は意思でも持っていたのでしょうか。


    州 ̄ 台  ̄州 あ・・・

    州 ̄ 台  ̄州 ごめんなさい、もう行こう。

    意識が飛んでいくのと引き換えに、景色、音、五感の全てがこの世のものとは違うものを拾っていく感覚を覚え、私は急いで車に戻りました。

    情けないですが、その感覚は、今の私には到底受け止めきれそうにもありませんでした。

    でも、何もできないわけじゃない。
    今できることをきっちり頑張りたい。

    心を持ち直して、私は目的地へと走り出しました。


    シリーズはようやく入口に差しかかったばかり。
    なかなか進まなくてすみません。

    続く。



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    [ 2012/05/07 14:17 ] 動物・植物・妖精など | TB(-) | CM(-)
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